筋肉のタイプを知ってダイエット効果を上げよう!速筋と遅筋について

こんにちは!パーソナルジムINTO9です!

皆さんは”速筋”と”遅筋”という言葉を聞いたことがありますか?

人間が持っている筋肉は

自分の意思で動かすことができる”骨格筋”

内臓や血管を動かす”平滑筋”

心臓を動かす”心筋”

この3つに分類されます。

皆さんが普段、ダイエット目的や身体を大きくするために鍛えている筋肉は骨格筋となります。

その骨格筋を細かく分類すると速筋と遅筋に分類されます。

速筋は、ジャンプやダッシュなどの瞬発力やパワーを必要とする時に使われます。

別名で白筋とも呼ばれることが多く、魚で例えられます。

お寿司を思い浮かべてみてください。

タイやヒラメなどの岩の下や海の底に隠れている魚は、的に襲われそうになると

瞬時に逃げる能力を持っています。

人間で例えるとダッシュやジャンプの動作に近い動きとなり、速筋が多く使われています。

だから ”白身” が多いのです。

対する遅筋は速筋の反対で、マラソンや水泳などの持久力を伴う時に使われます。

別名で赤筋と呼ばれます。

マグロやカツオなどの魚は、常に泳ぎ回っていなければならないため、遅筋が発達しています。

こちらは ”赤身” に該当します。

速筋は遅筋に比べ、年齢による衰えが目立つ筋肉で、20歳程度から萎縮が始まると言われています。

高齢の方の動きがゆっくりしているのは、速筋の衰えが原因であると考えられます。

では、それぞれ鍛えることでどのようなメリットが生まれるのでしょうか?

速筋が発達することで男性では、体格が大きく男らしい身体になり

女性では、脂肪が目立たなくなり、美しいボディラインを手に入れることができます。

速筋は大きな筋肉に多く、増やすことで消費カロリーを上げることができます。

特に脚の筋肉は速筋が多く含まれているため、ダイエット効果が高く、脚痩せには効果抜群なのです。

スクワットが推奨されるのにはこうした背景もあるのですね。

一方遅筋は、長い時間動く筋肉で、有酸素運動などで脂肪を燃やすことができます。

また、遅筋を鍛えることで持久力がアップして、疲れにくい身体になります。

速筋と遅筋の割合はそれぞれの筋肉によって異なります。

例えば、大臀筋(お尻)は遅筋が約70%で速筋が約30%ですので

軽い重さで回数が多いトレーニングで発達しやすいということになります。

大胸筋(胸)は遅筋が約40%で速筋が約60%ですので

少し重めの重さで回数が少ないトレーニングで発達しやすくなります。

このように速筋と遅筋の割合によって回数設定や重量設定が変わってきます。

これらの割合は個人差があるので、注意が必要です。

INTO9では骨格診断を行い、お客さまに合わせたトレーニングや

回数設定、重量設定を行なっています。

効率よくダイエットの効果を出したい方はINTO9へお問い合わせください!