トレーニングした後、運動した後、殆どの人が経験するのが筋肉痛ですよね!
筋肉痛とは、トレーニングや運動などによって筋肉(筋繊維)が炎症することによって起こる症状です。筋肉はこの破壊と修復を繰り返し成長するんです!
では、筋肉痛の途中でもトレーニングはしていいのでしょうか??
結論から言うと、筋肉痛のきている部位のトレーニングは控えるといいでしょう!
筋肉に痛みがあることで、十分な力を発揮できず本来のパワーを出すことが難しくなってしまいます。また、可動域も制限されてしまって運動効果が低下してしまうことも。
無理に動かしてしまうと他の怪我に繋がってしまう可能性があるので筋力、可動域を十分に回復させてから行うといいですね!
トレーニングをしていて筋肉痛が来なくても大丈夫。普段から使い慣れている筋肉は筋肉痛が来にくくなることもあります。なので筋肉痛が来ていなくても使っている筋肉を意識しながら動かしていればしっかり成長しますよ!
筋肉痛の予防
日頃から運動習慣を身につけておく
例えば、毎週登山をしている人は、1年に1回しか登らない人より登山での筋肉痛になりにくいものです!
使う筋肉が同じ部位で、運動間隔が短ければ、筋肉痛にはなりにくくなります!
また、新たなスポーツなどをして普段使わない筋肉を使うと筋肉痛が起こることがありますが、日頃から運動習慣のある人は全身の血流状態がよいため、日頃運動していない人よりも軽くて済むようです!
筋肉痛を予防するには、週に数回程度のウォーキングや簡単なストレッチからでもよいので、筋肉を動かす習慣を身につけておきましょう!
軽い負荷から徐々に強い負荷へ
運動を始めるときは、いきなり最大限の力を出そうとせず、軽い負荷からだんだん強い負荷へと変えていくことで、徐々に筋肉を慣らしていきましょう!
たとえば筋トレをする場合は、男性、女性問わずいきなり10回が限度の重さを扱うのではなく、まずは自重からしっかりと体を慣らさせ、5kg単位で重さを上げていくなどの工夫が必要です!
運動と休息と栄養で筋肉を発達させる
筋肉は使わなければ、どんどん筋線維が細くなってしまい、損傷を起こしやすくなります。
しっかりとした筋線維を作るためには、運動とともに、疲労した筋肉を回復させる休養と、バランスのとれた栄養の摂取が大事です!
たくさん運動をした日の食事は、筋肉を構成する原料となるたんぱく質、血行を改善するビタミンC、Eを多めに摂りましょう!
運動前にはウォーミングアップ、後にはクールダウンを!
筋肉痛の予防はもちろん、ケガの予防のためにも、運動の前後にはストレッチを行いましょう!
運動直後は、急に止まったり休んだりすると、毛細血管への血流が悪くなり、筋肉痛が起こりやすくなります。
運動後は軽いランニングやウォーキングなどでクールダウンしましょう。運動後に筋肉が熱をもっている場合には、冷やしておくことも大切です。